財政的に難しい状況の中、先日ロナルト・クーマン監督を解任することを決断したバルセロナ。
その解任にはおよそ1300万ユーロ(およそ17.1億円)ほどの資金が必要であったと伝えられている。
さらにその後任となるチャビ・エルナンデス監督の招聘のために契約解除料の500万ユーロ(およそ6.6億円)、さらに追加の給与の支払いも行う予定であるという。
経営難の状況でその決断を行うことは正しいのか…と思われる部分もあったが、『Deportes Cuatro』によれば、これは経済的な面でもメリットがある取引なのだという。
チャビ・エルナンデスは16歳の頃からAdidasとパートナーシップを結んでおり、現在では生涯契約となっている。そのためAdidasとの関係が強化されるという。
またチャビはカタールでのイメージが非常に良好であることからスポンサーシップの増加が見込まれているそう。
さらにクラブ全体としてもカタール関連のイベントなどが増加することが予想されており、チャビが大使を務めるQNB銀行(カタール・ナショナル・バンク)との関係も強化されるそうだ。