11月7日に行われた全国高校サッカー選手権の予選、京都大会の準決勝2試合を取材してきました。

ここまで勝ち残った4チームは東山高校、桂高校、京都共栄学園、京都橘高校。勝利すればサンガスタジアム by KYOCERAでのファイナルに進むことができる。

11時からキックオフされた第1試合では、東山高校が桂高校を6-0と圧倒。高い攻撃力を見せつけてファイナルへと駒を進めました。

主将を務める木下慶選手は「前回の試合で入りが少し悪くていいゲームができなかったので、今日は全員で集中して入ろうとしていました。後半のスタートはあまり良くなかったんですが、追加点も取れて次に繋がったかなと思います」と話していた。

また、「サイド攻撃や固い守備からのカウンターを見て欲しい」と決勝戦でのプレーに意欲を見せていたぞ。

そして第2試合は京都共栄学園対京都橘高校。前者はガブリエル・エンリケ(カターレ富山)、後者は木原励(浦和レッズ)とJリーグ内定者を出している注目の一戦だった。

ガブリエル・エンリケは怪我のため欠場となったものの、勢いを見せる京都共栄学園が1-0と京都橘高校に勝利し、決勝進出を決めた。

試合後、この敗戦で高校サッカーを締めくくることになった木原励は「もっとこのチームで、このメンバーでサッカーしたかった。僕がプロに行けたのも、ここにいるメンバーのおかげ。本当に感謝しています」と涙ながらに語った。

また「みんなの思いも、今までの自分の思いも全部背負って、もっと努力して日本を代表するストライカーになるために頑張りたいです」と誓っていたぞ。

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