中東の国ヨルダンで、4名の女性審判団が男子サッカーをジャッジするという歴史的な出来事が起こった。

『Antena 3』が伝えたところによれば、その試合は今月初めに行われたサハブ対アル・バカアーの一戦だそう。

この試合を担当した主審はエスラアー・アル・モビディーンという女性で、さらに副審や第4審も女性のレフェリーで構成されていたのだ。

【動画】アラビアで初めて女性の審判が男子サッカーをジャッジする歴史的場面

主審を務めるアル・モビディーン以外の3名はヒジャーブを着用したままのジャッジを行い、90分を通してしっかり仕事をこなしたようだ。

男子サッカーを女性の審判が裁くことは、アラビアの世界ではこれが初めてのケースだったとのこと。

エスラアー・アル・モビディーンは「選手たちはとても驚いていましたし、トンネルに入ったときに彼らは笑いを浮かべていました。しかし試合が始まればみんな真剣にプレーしていました」と話していたそうだ。

ヨルダンサッカー協会は早くに女子代表チームを構成するなど、女性の社会進出に積極的な取り組みを見せていることで知られる。

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