今年4月に12のクラブが創設を表明した「欧州スーパーリーグ」。昇格降格がない閉ざされたコンペティションということでさまざまな選手、監督から反対の声が上がり、僅か48時間でプロジェクトは瓦解した。
しかしながら、まだユヴェントス、レアル・マドリー、バルセロナの3クラブのみプロジェクトに残っており、新たなレギュレーションで復活を狙っているという。
『DAZN』のインタビューに答えたジョルジョ・キエッリーニは以下のように話し、スーパーリーグは必要なものだと語ったそう。
ジョルジョ・キエッリーニ
「私はそれについて何年も前から会長と話していたよ。
サッカーの未来は、国内リーグよりもますますヨーロッパ単位のアプローチに向かっていくだろう。
ユヴェントスレベルの選手たちは、敬意を持ってこれらの試合を戦いたいと考えている。
我々のレベルのアスリートのみならず、おそらくファンもだ。ヨーロッパレベルでの試合をもっと見たいと思っている。
戻ることができないポイントに達している。協会、クラブ、選手は、スケジュールを改革し、このスポーツを再生させるための新しい大会を作ろうと集まらなければならない。
このスポーツは世界で最も美しいものだが、それをさらに改善させることができる。
アメリカはこの種のビジネスではマスターだ。そこではあらゆるスポーツでスーパーリーグが行われている。
(セリエAのチームを減らす動きが進んでいるが)邪魔をしているチームがいくつかある。我々は16チームに戻るべきだが、18チームであってもリーグの競争力を高めることができるだろう。
VARを廃止しよう、オフサイドを廃止しよう、バックパスができるようにしよう…そういう者はいるにせよ、世界は前進しているもので、変化には逆らえない。
状況はすでに誰にとっても持続不可能なものだ。サッカーを改善させるためにどうすればいいのか、膝を突き合わせて話し合わなければならない」
キエッリーニはサッカーを進化させるためにアメリカ風のリーグを作るべきだと考えているようだ。