佳境を迎えたワールドカップ欧州予選。
グループAの最終節では、ポルトガルとセルビアの明暗が分かれた。ポルトガルは開始2分で先制するも、1-2でまさかの逆転負け。
後半44分にセルビアの逆転ゴールを決まると、ポルトガルの選手たちは意気消沈…。クリスティアーノ・ロナウドもがっくりと肩を落とした直後、怒りの雄叫びを上げていた。
この結果、セルビアが本大会行き、ポルトガルはプレーオフに回ることになった。
『A Bola』によれば、ベルナルド・シウヴァは試合後に謝罪していたという。
ベルナルド・シウヴァ(ポルトガル代表MF)
「ひどい試合だった。すぐにゴールを奪ったものの、それ以降はプレーをやめてしまった。
それについてはあまり説明ができない。言葉がない。
最悪だった。僕らはもっとよくならなければいけない。3月にプレーオフがあるからね。突破のために全力を尽くす。
ホームで65,000人ものファンたちがいたので、もっといいプレーをしなければいけなかった。
見るべきではない試合を見ることになったポルトガルの人達に謝罪する。
ボールを保持しようというプランだったが、セルビアに完全に支配された。
僕らの選手たちの質を考えれば、到底許されることではない」
「自分のプレーは少し制限されていたが、他の選手のほうがいいコンディションにあると思われるまではベストを尽くそうとした」
この日のシウヴァは後半19分でベンチに下がった。フェルナンド・サントス監督は「我々のDNAは足元のボールを置いてプレーすること。シウヴァはボールを欲しがったが、そうしたのは彼だけだった。我々は恐怖と不安とともにプレーした。それは私の責任だ」と擁護していたそう。