ミランの生え抜きとして251試合に出場したジャンルイージ・ドンナルンマ。
イタリア代表のEURO優勝に貢献した22歳の守護神は、契約満了にともない、PSGへとフリー移籍した。
彼はミラニスタから裏切り者扱いされているが、最終戦の時点で別れを覚悟して泣いていたとか。
『Sky』のジャンルカ・ディ・マルツィオ氏が、カルロ・ペッレガッティ氏との対談でこんな話を明かしたそう。
ジャンルカ・ディ・マルツィオ
「どれだけのミランファンが覚えているか分からないが、ドンナルンマはアタランタ戦後に泣いていた。
彼はロッソネーリでのラストゲームになることをすでに知っていたからね。
実際、その数日前に彼は別のGKを獲得したことを聞かされていた。
待たないというのはミラン側の判断だった。ドンナルンマはチャンピオンズリーグに出場したかったので、CL出場権確保まで待ちたかった。
だが、ミランは待てなかった。ローマが介入してきたことで、マイク・メニャンを失うリスクがあったからだ。
驚きのゴールはミラン側によるものだった。
個人的には、アタランタ戦の後にジージョが呼び出されていたら、彼はミランと契約していたと思う」
ミランとアタランタとの最終戦が行われたのは5月24日。そして、ミランがメニャンの獲得を公式発表したのは、5月27日のこと。
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昨季のセリエAは最終節までCL出場権の行方が確定しなかった。そのこととメニャンの移籍がドンナルンマ放出につながったというが…。