セレッソ大阪は19日、「元日本代表FW大久保嘉人が現役を引退する」と公式発表した。
#大久保嘉人 選手 現役引退のお知らせ
— セレッソ大阪オフィシャル (@crz_official) November 19, 2021
2021シーズン限りで現役を引退することになりましたのでお知らせいたします。https://t.co/7e89DI1kIc#セレッソ大阪 pic.twitter.com/jo5nK0lQVg
大久保嘉人は1982年生まれの39歳。国見高校を卒業後にセレッソ大阪へと加入し、若くしてJリーグ屈指のストライカーに成長した選手だ。
各年代の日本代表にも選ばれ、アテネ五輪でもメンバー入り。スペインのマジョルカやドイツのヴォルフスブルクでもプレーした経験を持っている。
日本に帰ってからはヴィッセル神戸に所属し、サイドハーフとしてスタイルの幅を広げ、2010年ワールドカップでは中盤でのプレーでベスト16進出に貢献している。
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その後川崎フロンターレ、FC東京、ジュビロ磐田、東京ヴェルディに所属し、古巣のセレッソ大阪へと復帰していた。
大久保嘉人
「今シーズンをもちまして引退することを決断しました。
20年間という長い期間、プロサッカー選手として走り続けられたのは、日本サッカー界、そして所属させてもらったクラブの関係者、ファン・サポーターの皆さまのおかげです。本当に感謝しかありません。
この20年間、苦しいことも楽しいことも嬉しいこともいっぱいありましたが、苦しいことが一番多かったかもしれません。しかしそれが自分を強くしてくれたと思っています。
そして、大久保嘉人のプレースタイルが、いろいろなチームの選手、ファン・サポーターの皆さまにご迷惑をおかけしたことを申し訳なく思っています。また、どのクラブにいっても、どんな時でも変わらず声援を送り続け、そばで支えてくれたサポーターの皆さんの存在はいつも私を勇気づけてくれました。本当にありがとうございます。
これからの人生の方が長く険しいものになると思いますが、このサッカー人生で学ばせていただいたことを生かして、また一から色々なことを学び、頑張っていきたいと思います。本当に20年間ありがとうございました」
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