成績不振により、マンチェスター・ユナイテッドの指揮官を辞任したオレ・グンナー・スールシャール監督。暫定監督に指名されたのは、アシスタントコーチのマイケル・キャリックだった。
そうしたなか、ユナイテッドのレジェンドであるポール・スコールズの発言が話題になっている。『BT Sport』でこう述べたのだ。
ポール・スコールズ
「上層部のことを話している。
4週間前のリヴァプール戦の後、オレが去ることは分かっていた。それは明白だった。
だから、上層部は、次の監督とスタッフ陣を準備しておく必要があった。
オレに起きたことを考えれば、いまはスタッフでいることは恥ずかしいはず。彼らは全員やめるべきだ。
解任されるか、自分で出ていくか、彼らはオレのチームの一員だったのだからね。
オレは彼らを信じて毎週準備を任せていた。彼らはオレと同じようにクラブと選手を失望させた。
オレはマイケルとキーラン(・マッケンナ)を信頼していた。だから、彼らもピッチ上のパフォーマンスの責任をとらなければいけない。
オレはマイケル、キーラン、マイク・フェランに大きな信頼を寄せていた。だからこそ、彼らはいまのクラブにいるべきではない。
彼らは全員がよき友人だし、いい人だ。だが、もし自分が彼らだったら、オレからあれほどの信頼を置かれていたのに、それでもクラブで働き続けることには罪悪感を感じるだろう」
スールシャールが辞任したのだから、スタッフ陣も同じように辞めるべきだと指摘していたようだ。
ただ、『Daily Mail』によれば、ユナイテッドはキャリックらコーチ陣と数週間前に新たな3年契約を結んだばかりだという。そのため、スタッフたちを解任する場合にはかなりの費用がかかるようだ。
【動画】ユナイテッドの英雄スコールズ、現役時代の浮き上がる鬼ミドル
なお、エルネスト・バルベルデが新監督候補に浮上しているという話も出ている。