27日、明治安田生命J1リーグの第37節が各地で行われ、ヴィッセル神戸はホームで2位の横浜F・マリノスに0-2で敗れた。
神戸は敗れたもののクラブ最高記録となる3位を確定させ、ACLの出場権を獲得している。
【写真】この冬、Jリーグにやって来るかもしれない外国人選手たち(2021-22編)
一方で優勝した川崎とは大きく水を開けられる結果となっており、試合後、川崎や横浜F・マリノスとの差は何なのかと問われた酒井高徳は、このように返答した。
酒井高徳
「戦術的な細かい話は…難しいところがあるので置いておいて。失点が多くはないというのはもちろんですが、得点力は両者(川崎、横浜FM)すごく高いなと。
僕たちは昨季に比べて守備の修正に取り組んできて、実際、失点が減っただけでこれだけ順位が上がるというのは実感しています。
そこはベースとして持ち続けないといけないですが、攻撃の部分で厚みや選択肢の多さというのは、両者と対決して嫌だったなとDFとして感じます。
その脅威を自分たちももっと持てるように、前線とのコンビネーションだったり、サイドバックやボランチだったり、いろんな選手が絡んでいけるような攻撃の厚みや選択肢がもっと増えてきたら得点パターンができると思います。
あと、シーズン通してところどころ気になったのが致命的なミスですね。今日も実際、流れからというより自分たちのミスからの失点だったので、そういったところは上位と対戦した時にはやってはいけない。そこが非常に大事だと思います。
後半戦の川崎戦もそうですが、ミスからどんどん自分たちのリズムを失っていきました。ミスを少なくしてもっと全体のレベルを高くしない限りはこういった試合は落としてしまう。
結果に直結するミス、相手に流れを引き寄せてしまうミスをもっと数少なくすれば、絶対上位には食い込んでいけると思っています。」