先日、マンチェスター・ユナイテッドの暫定監督に就任したラルフ・ラングニック氏。今季終了後には監督を離れ、コンサルタントとしてチームを統括する立場となるという。

ドイツ出身のラングニック氏は、現在のRBライプツィヒやレッドブル・ザルツブルクを統括したレッドブル・グループの国際チーフとしてその方針を作り上げた人物として知られる。

多くの指導者が彼の哲学を学び、そして吸収、発展させていった。今回は『Planet Football』からラングニック氏の哲学を表す「13名の言葉」をご紹介する。

ラルフ・ラングニック本人の言葉

「ゲーゲンプレッシングは、ボルシア・ドルトムントやリヴァプールがユルゲン・クロップの下でやっていたように、とても積極的なスタイルのサッカーだ。

我々はハイプレスで、カウンター・プレッシングでとても強度が高い。ボールを持っているときには、いかなる横パスもバックパスも好まない。

ゴールキーパーはまた、ボールを最も触る人であってはならない。あらゆる国、あらゆるリーグの中で、キーパーは技術的に最も低いサッカー選手なのであるから、足との接触が最も少なくなることを確定させる必要がある。

これは速く、積極的で、攻撃的で、カウンターアタック、カウンター・プレッシング、エキサイティングで面白いサッカーだ」――『ESPN』
「我々のアイデアは明確だ。とても、とてもユルゲン・クロップと似ている。私の友人のものとね。

我々レッドブル・グループのサッカーは『ヘヴィ・メタル』であり『ロックンロール』だ。スローなワルツではない。

スクエアパスを憎み、バックパスを嫌い、ボールを持っているだけでは意味を成さないのだ」――『Coaches Voice』