今年から板倉滉がプレーするドイツの名門シャルケ。今季2部に降格したチームは財政難に苦しんでいる。

『Bild』などによれば、シャルケは新たなコスト削減案を計画しているという。

来年7月1日から650人ほどいるクラブ従業員たちの給与削減を行う可能性がある。これは強制的な解雇を避けるためのもので、5~15パーセントの範囲で給与は削減されるという。

シャルケは、この給与削減は来季も2部リーグに留まる場合と限定したうえで、個別合意を得たうえで一定の月収を超える従業員の給与を削減するモデルを提示。長期的な雇用を確保するための施策のひとつと説明している。

ただ、2022年夏にブンデスリーガに復帰した場合、このプランは取り消される。1部復帰が2023年になった場合、カットされた給与に1.2%の利息をつけて返済。2024年になっても昇格できない場合は返済時の利息は2.4%になる。

従業員の8割がこのプランに合意した場合にのみ、雇用が保証されるそう。ただし、役員や選手ら契約を結んでいる場合は例外扱いになる。

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なお、シャルケ経営陣によれば、チームと全スタッフはすでにコスト削減に協力済みだという。プロチームの人件費は前年比で75%削減されているとのこと。

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