ブラジルのアマチュアサッカーで、対戦相手に蹴られた選手が死亡するという事件が起こったようだ。
『Globo』によれば、事件が起こったのは先週土曜の11日。セラ・ド・リオ・グランデ・ド・スルで行われた地域のカップ戦で、市内の伝統的な8つのクラブが集まって行われるトーナメントだった。
事件は試合中に起こったそう。
被害者となった42歳の選手ジェオヴァニ・ビアンショがファウルをしたところ、相手チームの21歳の選手が向かってきて飛び蹴りを行ったとのこと。
胸にキックを受けてしまったジェオヴァニは痙攣を起こしてしまい、そのまま両院に運ばれたものの、そのまま息を引き取ったそう。
飛び蹴りをした21歳の男性は、ジェオヴァニが治療を受けている間に現場から逃げ去っていたが、後に警察によって逮捕された。
なお、警察は加害者側の名前を公開しておらず、ジェオヴァニのチームからはあまり知られていない選手だったようだ。
殺害されたジェオヴァニ・ビアンショは42歳のアマチュア選手で、子供向けのフットサルスクールを経営するオーナーだったそう、
妻と3歳の息子を残しての突然の死に、日曜日に行われた葬儀で周囲の人々は涙に暮れたという。