1.15億ユーロ(149億円)もの移籍金でチェルシーに復帰したベルギー代表FWロメル・ルカク。
思わぬ不調に喘いでいたが、アストン・ヴィラとのプレミアリーグ第19節で今季4点目となるゴールを決めた。
【動画】スペースへの入り方がうめぇ!怪物ルカクの最新鬼ゴール
新型コロナウイルス感染があったルカクは、この日は後半頭から途中出場。
『Sky Sports』によれば、トゥヘル監督はその理由をこう説明していたそう。
トーマス・トゥヘル(チェルシー監督)
「コロナから復帰したばかりで、90分間(プレーするの)は単純に不可能だ。彼を最後にピッチに置くことに決めた」
「彼のパフォーマンスはとてもよかったよ。
本人が望んでいたとしても、準備は整っていない。全員が風邪で10日も寝込んでいたからね。
今日の彼はゲームチェンジャーだった。
ヴィラ戦でのルカクの優れた記録は知らなかったよ(11試合で9ゴール)。前もって知っておくべきだったね。
ハーフタイムに相手にもう少し脅威を与え、より問題を作り出させようと決断した。彼の出場は嬉しかったね。
かなりのリスクを冒した。45分間はメディカル部門が推奨する時間よりも長かったからね。
それが正しいのかは誰にも分からない」
一方、マンオブザマッチに選ばれたルカク本人はこう語っている。
ロメル・ルカク(チェルシーFW)
「自分には今日のようなパフォーマンスが必要だった。試合の終盤は難しいものだ。ハードワークを続けたよ。
パフォーマンスには満足しているけれど、これからも頑張らなくてはいけない。
ジェラード監督とスタッフ陣、ヴィラの選手たちを讃えるよ。僕らにとって簡単ではなかったからね。
静止するのではなく、常に動くようにしている。素晴らしいクロスだった。
僕は自分のスピードとパワーを利用して、スペースに走る込むのが好きだ」