水曜日に行われたアフリカネーションズカップの試合で、信じられないような珍ジャッジがあったと話題になっている。

対戦カードはチュニジア対マリ。担当していた主審はザンビアのトップレフェリーであるジャニー・シカズウェだった。

試合は48分に動きを見せる。ペナルティエリアでのハンドがあったことでマリにPKが与えられ、先制点が生まれた。

そして0-1で迎えた85分。なんとシカズウェ主審が突然試合終了を告げる長いホイッスルを吹いたのだ。

当然1点ビハインドだったチュニジア側が抗議すると、シカズウェ主審は試合を再開。何もなかったかのように続行された。

その直後、マリ代表のエル・ビラル・トゥレが激しいタックルで退場。このプレーについてはVARがレッドカードではないことを通知したものの、判定の変更は拒否された。

チュニジアが一人多くなったところで迎えた89分、再びシカズウェ主審が試合終了の笛を吹いた。

そして再びチュニジア側は激しい抗議を行ったものの、その決定については覆らなかった。

ところが、その30分後に監督の記者会見が始まった際、アフリカネーションズカップの運営側から「プレーを再開させるように」と命令が下り、マリ代表のチームがピッチへと戻っていった。

しかしながら、負けている状態のチュニジア代表は結局ピッチに現れず…。

最終的には第4審を務めていたエルデル・マルティンス・デ・カルヴァーリョ氏が改めてホイッスルを吹き、「3回目の試合終了」を告げた。

なお、この試合が行われたリンベスタジアムの近くで銃撃戦があり、この町を本拠地としていたマリ代表が練習をキャンセルせざるを得なくなるというトラブルにも見舞われていた。

ちなみに、シカズウェ主審は2018年のワールドカップで日本対ポーランドの試合を担当したことでも知られている。

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いつも非常にカオスなことが起こるアフリカネーションズカップ。今回も例に漏れず、メンタルが試される状況になっているようだ。