アーセナル加入1年目ながら右サイドバックとして確固たる地位を築きつつある冨安健洋。
一方、冨安を起用するために、アーセナルからベティスにローンで放出されたのが、エクトル・ベジェリンだ。
ただ、彼は冨安を恨む気持ちはなく、素晴らしい選手だと潔く認めた。ベジェリンはイアン・ライトのポッドキャスト配信でこう述べたのだ。
エクトル・ベジェリン(ベティスDF)
「アーセナルが素晴らしくやっているのはとても嬉しい。
自分のポジションに入った冨安も素晴らしい活躍をしているね。恨みなんかないよ。
美しい眺めさ。僕はいまでも全ての試合を見ているし、皆にはうまくやってほしいからね。
サッカーはそういうものさ。自分の時とそうではない時を見定める必要がある。
クラブには常に伝えていたんだ。もし自分がここを去るとしても、自分のポジションに誰もいない状態や、みんなを最高にできない形では去りたくないと。
全員にとってベストであって欲しい。僕はアーセナルに10年いたし、大好きだからね。
(自分の退団は?)全員にとってうまくいくものだったし、正しいことだったということを本当に示している」
愛するアーセナルをできる限りいい形で去りたかったというベジェリン。入れ替わりで加入した冨安の活躍を目にして、正しいものになったと感じているようだ。
🇯🇵 Japanese teammates Tomiyasu and Minamino swap shirts at full-time pic.twitter.com/T32S7LosAF
— Football Daily (@footballdaily) November 20, 2021
このベジェリンの殊勝な発言に海外のファンたちは「男前すぎる!」などと反応している。