アーセナル:ニコラ・ペペ

リーグアンでの見事な成績を考えれば、2019-20シーズンの開幕後に彼が獲得されたときには期待が高まるのも当然だった。しかも移籍金は7200万ポンドというとてつもない額で、クラブがそれだけの金を投じる価値を感じていた。

ペペはそれからしばしば輝かしい瞬間を見せているが、それがめったにないのが難しい。ここまでアーセナルで101試合に出場して26ゴール20アシストを決めている。ひどい数字ではないものの、移籍金の額を考えれば寂しいものだ。

まだまだ彼には時間が残されているとはいえ、もう26歳であることを考えれば来季には大ブレイクしてもらわないとチームも困るだろう。ミケル・アルテタ監督がどれだけ彼を我慢するかにかかっている。