カメルーンで行われているアフリカネーションズカップ。
ガボン代表として出場するはずだったピエール・オーバメヤングとマリオ・レミナは新型コロナウイルス感染が判明したため、それぞれ所属チームに戻ることになった。
ネット上では2人が規律違反のために代表から追放されたという噂が流れたが、本人たちはそれを否定する声明を出している。
そうしたなか、『L’Equipe』は、「2人には内規違反があったために帰国させられた」とあらためて報道。
オーバメヤングとレミナらはガーナ戦前にカメルーンの首都ヤウンデにあるクラブで一晩中パーティーに興じており、健康面よりも内規違反によって、代表から追放されたというのだ。当初、オーバメヤングの検査結果は陰性であり、本人はプレーを希望したものの、超音波検査(での心臓の問題?)に基づき、プレーすることが拒否されたとも。
この件について、ガボン代表のパトリス・ヌヴー監督は「とても難しい状況だった。彼らは心臓の炎症のために、自室に閉じこもっていなければならなかった。ただ、彼らはクラブに戻っても何もなかった。何を言わせたい?我々は彼らを失った埋め合わせをしようとしたが、代表クラスの選手たちを置きかえることなど無理だ」と述べているという。