昨年川崎フロンターレからフォルトゥナ・デュッセルドルフへと移籍し、ドイツ・ブンデスリーガ2部でプレーしているMF田中碧。

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現在は日本代表のメンバーとして国内でのキャンプに臨んでおり、先日はワールドカップ予選にも登録されることが決定した。

24日に行われた記者会見に臨んだ田中碧は、ヨーロッパに渡ってからのプレースタイルについて聞かれると以下のように話していた。

田中碧

「来た当初と比べれば、距離感の慣れや自分の守備の仕方などは変わってきたのかなと思います。フィジカルコンタクトに勝てるかどうかだけではないですけど、自分の中でも変わってきているものがたくさんあります。

それが成長というのかはわからないですが、感触をつかめているものもあるので、そこはすごくポジティブなところかなと。

僕も昔は、突っ込むというよりは例えば右に誘って右に行かせて、なら自分が先にいるというように回していました。

ただ海外に行くと、別にそれが上手くないわけではないんですが、能力が高いのでシンプルに突破することができる。

だから待つというよりは結構突っ込んでしまったほうがいいシーンはたくさんあるなと感じます。いろんな選手を見て、僕も『突っ込んでボールを取る』ということは意識しています。

ただ、それもチームの戦術の土台になる部分でもかなり違いますし、国によって価値観も変わってきます。

僕のチームはガンガン前からプレスをかけるわけではないですし、しっかりブロックを作るというスタイルですね。ドイツとスペインでも違うものがありますし、一概に海外だからこう、というわけでもないと思います」

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