ローマとイタリアで期待されるニコロー・ザニオーロ。22歳の彼は190cmと大柄ながら、スピードとフィジカルを合わせもつ大器だ。
ただ、かつてローマで活躍した元イタリア代表アントニオ・カッサーノからするとまだまだのようだ。『Bobo TV』でこう述べていた。
アントニオ・カッサーノ(元イタリア代表FW)
「コンディションがいい時は、あのフィジカルで得点を奪えるし、いいプレーをみせる。
だが、俺からすれば、偉大な選手ではない。パスの出し方が分かってないし、地面を見ながら走っている」
パススキルとヘッドダウンしてしまう点を指摘していたようだ。
今季からジョゼ・モウリーニョ監督が率いるローマは現在7位。カッサーノはこうも話していた。
アントニオ・カッサーノ
「モウリーニョがもっと時間を必要としているのは事実だ。
だが、最近のチームは苦しんでいるし、戦術もない。
いまだにモウリーニョはチームが必要とする安定性を与えられていない」