ベルギー代表MFのムサ・デンベレが、今シーズン限りでの現役引退を発表した。
ゲルミナル・ベールスホットでキャリアを始めたあと、ウィレムIIとAZアルクマールでプレーし、2012年にイングランド・プレミアリーグのフラムへと加入したデンベレ。
その2年後にトッテナム・ホットスパーへと移籍し、そこでの6シーズン半で249試合に出場するなど中心的な存在となった。
マウリシオ・ポチェッティーノ監督には絶対的なセントラルMFとして高く評価され、「マラドーナやロナウジーニョレベルの天才」と言われたこともあった。
2019年には欧州でのキャリアを終えて中国へと渡って広州富力(現:広州城FC)と3年契約を結び、今年がその最終年度となっている。
ムサ・デンベレ
「すべての素晴らしいメッセージをくれたみなさんに、まずは感謝を伝えたい。とりあえず、まだ辞めてはいないけどね。
あと1年間の契約が残っている。しかし、すでに今年限りでキャリアを止めるという意向をお伝えすることができる」
ベルギー代表では82試合に出場して5ゴールという成績を残したデンベレ。2回のワールドカップとEURO2016でプレーするなど、長く重要な選手として存在感を発揮した。