15日、2022年度の明治安田生命J1リーグ開幕対戦カードのオンライン会見が行われた。

サンフレッチェ広島対サガン鳥栖の試合からは、元日本代表DF塩谷司(広島)とMF藤田直之(鳥栖)が参加した。 

今季の広島はドイツ人ミヒャエル・スキッベ新監督が指揮をとるが、新型コロナウイルスの新変異株「オミクロン株」の拡大により来日できない状況が続いている。

指揮官不在のまま開幕を迎えることになりそうだが、そんな中でチームの状況はどうなのか?戦っていけるのか?塩谷はこのように答えた。

塩谷司

「監督が来日できない中でもコーチングスタッフが(スキッベ)監督とオンラインでメール連絡を取り合ってくれて、その中で監督が自分の考え、やりたいサッカーを選手全員に落とし込んでくれて、選手はそれに応えようと全力で取り組んでいます。

うまくいっている部分うまくいっていない部分もありますけど、比較的新しいことにチャレンジしていく中で、今まではいい感じに来てるんじゃないかなと思います。

もちろんここで例えば結果が出なかったら『監督がいないから』と言われることもあると思います。でもやっぱりやるのは選手なので。ピッチに立っている選手たちがどれだけ同じ方向を向いて、意識を共有してプレーできるかだと思います。

監督が来ていないというのを言い訳にするつもりはありません。サッカー(の試合)と同じで何が起こるか分からない、もう1年間通して何が起こるか分からないですし。

もちろん監督が来られた時に、自分たちがしっかりと勝点を積み重ねていい状況で監督を迎え入れられるように、開幕からしっかりと特に自分も含めて経験のある選手もたくさんいますので、そういう選手たちを中心にまとまってプレーすればそこまで問題はないのかなと思ってます。」

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サンフレッチェ広島とサガン鳥栖の開幕戦は19日(土)の14時にキックオフされる。

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