23日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ・ベスト16のベンフィカ対アヤックスは、2-2の引き分けで終了した。

アヤックスがタディッチのゴールで先行し、ベンフィカがオウンゴールで同点に追いつく。しかしその直後にアヤックスがセバスティアン・アレルの得点でリードを奪う…という展開で後半に。

そして72分、ホームで戦うベンフィカが再び同点ゴール。それを決めたのがウクライナ代表FWのロマン・ヤレムチュクだった。

そのゴール後、ロシアの侵攻を受ける故郷ウクライナに向け、彼はユニフォームを脱ぐ。

Tシャツに書かれているのはウクライナ支援のシンボルでもあるトライデント(三又槍)。

政治的なメッセージを送ることはUEFAの規定によって禁止されているため、この行為に対してはイエローカードが提示されているほか、今後懲戒委員会によって罰せられる可能性もある。

【写真】戦争に翻弄されたロヴレン、世界に渾身の訴え

ロマン・ヤレムチュクはウクライナの名門ディナモ・キエフで長くプレーしていた経験を持つストライカーで、ベルギーのヘントを経て今季ベンフィカへと加入した選手である。

【厳選Qoly】なぜ?日本代表、2024年に一度も呼ばれなかった5名

ラッシュフォードの私服がやばい