チェルシー対リヴァプールの対戦となった英リーグカップ決勝は激闘となった。
スコアレスで迎えたPK戦は、両チームのGKの明暗が分かれる結果に。
リヴァプールGKクィービーン・ケレハーが冷静なシュートを決めた一方、チェルシーGKケパのキックは枠外へ…。
PK戦のために投入されたケパの無念の失敗で、リヴァプールの優勝が決定。試合終了直後、チェルシーの選手たちはケパに寄り添い、彼を慰めていた。
PK阻止の強さを買って、延長戦終了寸前にケパを投入したトゥヘル監督もこう擁護している。
トーマス・トゥヘル(チェルシー監督)
「私は決断を下す時にそうする。
ピッチ上に誰かを残していたら、どうなっていたかなど分からないことだ。
ケパのせいではない、私の責任だ。
(交代が)うまくいく時もあれば、いかない時もある。投入した選手がミスすることもある。
彼ひとりだけがPKを失敗したのは残酷だった」
ケパ本人は「浮き沈み。大会期間中の多大な努力の後、失望を味わった。僕らはやり続ける。チェルシーファミリー、応援をありがとう」とのメッセージを発信。チェルシーのチームメイトたちはハートの絵文字などでそれに反応している。