現在戦火に見舞われているウクライナ。親露派の力が強い地域であるドンバス地方に本拠地を置いていたのがシャフタール・ドネツク。

現在は本拠地であるドンバス・アレーナが占拠されているためにキエフへと暫定移転しており、故郷を追われながらも国内屈指の強豪として戦っている。

シャフタールといえば、やはりブラジル人選手が頭に浮かぶ。多くの才能豊かな者がここを通ってきた。今回は「90min」から「シャフタールが生んだ最高のブラジル人10名」をご紹介する。

10位:マツザレム

ミルチェア・ルチェスク監督がシャフタールにやってきてから初めて獲得した選手の1人。2004年にブレシアからクラブ記録となる移籍金で買われたブラジル人の司令塔だった。

攻撃的なプレーメーカーの彼は知性と創造性から「プロフェッサー」と呼ばれ、ファンから愛された。そしてゴールを奪うことも得意としており、MFながら68試合で25回もネットを揺らした。