宿敵ユナイテッドとのマンチェスター・ダービーに4-1で勝利したマンチェスター・シティ。
ポルトガル代表MFベルナルド・シウヴァは先制点をアシストする活躍を見せ、グアルディオラ監督から「後半はベルナルドがより絡むようになり、全員の動きが素晴らしかった」と讃えられていた。
そんなベルナルド・シウヴァだが、昨夏にはシティからの退団を希望していた。
『The Times』のインタビューに答えた彼は、新型コロナウイルスの影響で愛する家族と離れ離れになってしまったことが原因だったと明かした。
ベルナルド・シウヴァ
「これまでは数日間だけポルトガルに戻り、両親と食事をしていたんだ。
ただのディナーだけど、両親と一緒にいられるのは素敵なことだった。
それができなくなったことで全てが難しいものになってしまった。
いい時ではなかった。僕はアパートで一人きりだった。その後、彼女が来てくれたけどね。
誰にとっても大変だった。チームメイトたちの顔を見れば、彼らも大変だと分かった。
僕はイングランドで孤独を感じていた。幸せではなかったんだ。幸せではない時に仕事でベストは出せない。
クラブに家の近くにいきたいという願望を伝えた。
クラブに対する反感はなにもなかった。僕はマンチェスター・シティが大好きさ。
最終的には残留することになった。ここにいる限りはいつものようにベストを尽くすよ」
シティには何の不満もなかったが、家族のそばにいたいという思いから移籍をリクエストしていたようだ。
【動画】ベルナルド・シウヴァ、宿敵ユナイテッドを砕いた先制ゴールアシストシーン
シティが大好きという言葉は、彼を愛するグアルディオラ監督にとっても朗報のはずだ。