マンチェスター・ユナイテッドはシティとのダービーに4-1で敗れた。
クリスティアーノ・ロナウドが股関節、エディンソン・カバーニが鼠蹊部の問題、そして、ルーク・ショウとラファエル・ヴァランは新型コロナウイルス感染で欠場している。
そうしたなか、元ユナイテッドの御意見番であるギャリー・ネヴィルとロイ・キーンはロナウドの欠場をめぐってヒートアップしていたようだ。『Sky Sports』の中継で試合前にこんな話をしていたそう。
ネヴィル
「この3,4年のユナイテッドはカウンターのチームだった。今日はそれと全く同じになるだろう。
ロナウドがいないことで、マーカス・ラッシュフォードのスピードがカウンターでより生きるかもしれない。
クリスティアーノがチームにいないことは決してポジティブだとは言えない。だが、他の試合を見れば、大きな損失とは思えない。
今日のユナイテッドは危険になる必要があり、カウンターではクリスティアーノよりもラッシュフォードのほうがいいと思うからね」
キーン
「『ロナウドが起用できないのがいいことだ』というのは危険な会話だ。怪我なのか、どんな理由であれ。
いまでも私はロナウドにチームにいてもらいたいと思う。
当然ながら、カウンターで最も大事なのはスピードだ。
(それでも)ロナウドが起用できないのがプラスになるかもしれないと言うのは受け入れられない」
ネヴィルはシティ相手のカウンター戦術なら、ロナウドよりもラッシュフォードのほうがいいと指摘。一方、キーンはロナウドがいないほうがいいと言うこと自体が危険な発想だと反発していたようだ。
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ただ、惨敗したユナイテッドに対する意見は一致している。
キーンは「本当にイライラする。ミスは許せるが、体を張れ。(4失点は)恥ずべきだ。ユナイテッドが諦めたのは最悪。どんな試合であろうと、諦めるのは本当に許せない」と叱責。
ネヴィルも「まず言えるのは、シティが傑出していたということ。だが、ユナイテッドの最後の25分は恥ずべきものだった。スコアは関係ない。3-1で負けていた時の反応が問題だ。彼らはタオルを投げた、まるで9人で戦っているかのように。シティは素晴らしかった。だが、ユナイテッドファンとしては恥ずかしい限りだ」と同意していた。