チェルシーが敵地でノリッジを1-3で下したプレミアリーグ第30節の一戦。
『Norwich Evening News』によれば、キャロウ・ロードでの一戦では、73歳のノリッジファンが試合前に暴行されて怪我を負う事件が起きていたという。
10日の午後7時過ぎ、このファンは息子と隣人とともにスタジアムに向かって歩いていた際に顔面を殴打された。恐怖を感じたという息子は、事件についてこう話している。
「チェルシーファンの大人数グループが歌いながら、私たちのほうに向かってきた。
彼らを行かせるために脇にどいた。その時、大きな音がしたが、それは父が倒れる音だった。
ひどいものだったし、本当に現実とは思えなかった。
父が倒れて振り向いた時に走り去っていく男が見えた。
チェルシーとノリッジのファン数人が助けてくれて、父の無事が確認された」
73歳のファンは脳卒中を患ったこともあり、抗凝固薬を服用していたそう。暴行された際にメガネを破壊され、目の上を2針縫った目は腫れており開けることができないものの、元気ではあるとのこと。
ノリッジはこの事件について調査しており、ノーフォーク警察も「10日にキャロウ・ロードで起きた暴行事件を調べている」としている。