ワールドカップ出場をかけたアジア最終予選でオーストラリア、ベトナムと激突する日本代表。

その日本代表で93試合に出場し、2010・2014年のワールドカップにも出場した日本代表がJFAのインタビューに答えた。ジーコが代表監督だった当時のW杯予選を振り返り、こんな話もしている。

今野泰幸

「(今野選手が初めてアジア最終予選に出場したのは2006年ドイツ大会の予選最終戦、イラン戦で自身3試合目の国際Aマッチでした)

日本代表はどんな試合でもアジアでは絶対に負けてはいけないというプレッシャーがあると、その試合で強く感じました。

当時はジーコ監督が率いていて、選手はスターぞろい。

決して選手同士の仲が悪いわけではないですが、チームメートだけど絶対に負けたくないというピリピリした雰囲気があって、最初はあまり居心地が良くありませんでした(苦笑)。

でも、仲良しこよしでは勝てないですし、ポジション争いをしながらレベルアップしていくのが代表チームなので、そういう意識は絶対に必要です」

ジーコジャパンに加わった当初は居心地の悪さを感じるほどの緊張感がチームに漂っていたという。

ただ、仲良し集団では勝つことはできないので、そういう競い合うムードは絶対に必要だと感じているようだ。そのイラン戦は加地亮と大黒将志のゴールで2-1で日本が勝利している。

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また、今野は「最終予選は何が起こるか分からないので、選手の心理としてはその初戦のオーストラリア戦で決めたいですね。初戦で負けるとチームの雰囲気が悪くなり、2戦目に響きます」、「オーストラリアは、以前は前線に大柄な選手を配置して、ボールを放り込んでくるスタイルでしたが、アンジェ・ポステコグルー監督以降のチームはボールをつなぐスタイルになりました。このスタイル変更は難しいと思っていましたが、うまく切り替えられていて、見ていて面白いサッカーをしていますね」とも語っている。