3月24日に行われるワールドカップ予選で、日本代表が対戦するオーストラリア。ベガルタ仙台でも指揮を執ったグラハム・アーノルドが監督を務めている。
日本はこの試合で勝利すればワールドカップ出場が決まるが、一方で敗北すると自力での突破が不可能になる。
オーストラリア代表は今回アーロン・ムーイやハリー・ソウター、ジャクソン・アーヴァインら中心的な選手が抜けているほか、アーノルド監督もコロナ隔離違反でベンチ入りできない可能性もあるという。
今回はそのチームから「日本代表戦で注目すべき5人」をセレクトしてみた。
ブルーノ・フォルナロリ
クラブ:パース・グローリー
このタイミングでいきなりオーストラリアの代表に入ってきた34歳のストライカー。イタリアの血を引いているウルグアイ人選手で、若い頃にはサンプドリアにも所属していたことがある。その後様々なクラブを渡り歩いたあと、2015年にメルボルン・シティと契約してオーストラリアに初上陸。デビュー戦でゴールを決め、そのままの勢いで得点王に輝く活躍を見せた選手だ。
年齢的にはすでに大ベテランとなっているが、2021-22シーズンは14試合で7ゴールを決めるなど好調なパフォーマンスを見せており、今回オーストラリアの国籍を取得して代表入りを果たした。
175cmと決して大柄ではないものの、ゴールを奪うスキルに長けているまさに「点取り屋」というタイプ。オーストラリアにもし「ゲームを作られてしまった」場合、彼の能力は生きるだろう。