20日、日本代表に合流したGK権田修一(清水エスパルス)がオンラインでの会見に臨んだ。

権田といえば国内外の試合をチェックしており、サッカーファンも驚くほどの情報通であることが知られる。

この会見でも、今回の対戦相手となるオーストラリア代表に対していろいろと語ってくれた。

権田修一

「オーストラリアはアジアの中で“一番アジアっぽくない”といったらアレですけど、しっかりフットボールをしてくる国・チームであることは間違いないと思います。

それはヨーロッパでプレーしている選手が多いのも一つの要因かもしれないですし、体格的にもフィジカル的にも恵まれている選手が多いので、一人一人各ポジションの責任やその仕事の幅っていうのがすごく明確化されてるなという印象を持っています。

その中で、今回でいうと正直誰が出てくるか分からないような状況があります。前回対戦した選手だとセレッソ大阪の(アダム・)タガート選手は(Jリーグで)試合に出ていないですし、(アーロン・)ムーイ選手は報道をみると陽性判定が出てしまったとか。

ストッパーのすごく背の高い190何cmある選手(ハリー・ソウター)もサウジアラビア戦でケガしてしまったらしくて今回いない。先日、ヴィッセル神戸のACL(メルボルン・ヴィクトリー戦)を見ましたが、その試合に出場していた選手は(今回の)メンバーに入っています。

そういう意味で、ファジアーノ岡山にいるミッチェル・デューク選手が出てくるのか誰が出てくるのか分からないですけど、出てくる選手によってそこの特徴をすごい活かしたサッカーをしてくるようなイメージはあります。

ベースとしては、まず相手じゃなくて自分たちが隙を作らないこと。攻守両面で主導権を持てるようなところをまずはしっかりと準備する。

あとは誰がプレーしてくるかそこの特徴を各々がしっかり掴んで、利き足なのか、ドリブルが得意なのか、パスが得意なのか。そういうところを短い時間ですけどしっかり情報を頭に入れて臨むことが最善の準備なのかなとは思います。

ただ相手じゃなくてまずは自分たちが最高のパフォーマンスを見せられる準備をしていきたいなと思っています」

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日本代表は24日にオーストラリア代表、29日にベトナム代表と対戦する。

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