今冬のマーケットでアーセナルからバルセロナへと移籍したガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤング。
先日行われたレアル・マドリーとのエル・クラシコでは2ゴールをあげる活躍を見せ、いきなりスペインで存在感を発揮している。
ただ、アーセナルを退団するときの状況は厳しいものだった。
12月6日の試合でプレーしたあと、ガボン代表でのスケジュールから予定通りに帰国しなかったというトラブルなどがあり、懲戒違反でキャプテンを剥奪された。
そしてアーセナルでの出番は一切与えられなくなり、契約は相互の合意の下で解除されていた。そこにはミケル・アルテタ監督との激しい対立があったという。
そのあと移籍するわけであるが、『Daily Mail』によればアーセナルのミケル・アルテタ監督とバルセロナのチャビ・エルナンデス監督の間で興味深いことがあったようだ。
チャビは、知人でもあるアルテタに電話をかけ、オーバメヤングのキャラクターについて問い合わせたとのこと。正しい労働倫理や態度を持っているかを確認したかったそうだ。
アルテタはそこで個人的な問題を脇に置き、チャビには獲得に向けた動きを行うように勧めていたという。
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カンプ・ノウにやってきてからの11試合で8ゴールを決めているオーバメヤング。もしアルテタの勧めがなければ、バルセロナにやってきていなかったかもしれない。