日本代表は24日に行われたアジア最終予選でオーストラリア代表に勝利し、7大会連続となるワールドカップ出場を決めた。
終わってみれば6連勝と強さを見せての突破となったが、この最終予選は最初の3試合で2敗という非常に厳しい滑り出しとなった。
代表チームの主将を務める吉田麻也は、試合後のメディア対応で「一番苦しかった時期にみせた森保監督の覚悟」を明かしている。
吉田麻也(日本代表DF)
「やっぱり一番苦しかったのはサウジアラビア戦に負けた時とその後オーストラリアに勝たなきゃいけないって状況になった時ですね。
ある程度始まる前からこの試合が難しくなるだろうなというのは分かってたんですけど、元を辿るとオマーンに負けたことが尾を引いてしまった。
あそこで躓いていなければ仮にサウジアラビアに負けてたとしてもそんなに追い込まれた状況にはならなかったんじゃないかなと。
森保さんが4戦目(オーストラリア戦)の時に『いつでも辞める、退く覚悟ができている』と僕らの前で話された。その覚悟が選手に伝わったんじゃないかと思います」
選手たちは最終予選の途中に森保監督から「いつでも辞める覚悟ができている」という言葉を伝えられたという。
吉田によればその覚悟が選手に伝わり、その後のチームの変化に繋がったということのようだ。