三好康児が所属していることで知られるベルギー1部のロイヤル・アントワープが、騒動を起こしてしまったようだ。

アントワープは先日、マルク・オフェルマルス氏を新しいテクニカルディレクターに任命したことを発表した。

しかしながら、オフェルマルスはつい先月「セクハラ事件」でアヤックスを解雇されたばかりだった。

同僚であった複数名の女性に対して性的で不適切なメッセージや写真を長い間送り続けていたことが発覚し、オフェルマルス氏はそれを認めて職を離れていた。

それからわずか1ヶ月半しか経たずして、今回彼はアントワープのディレクターに就任することが決まった。

だが、それに対してアントワープのスポンサーとなっている人事管理企業のセレクト・グループが反発。今季限りで契約を解除すると発表した。

セレクト・グループ

「アントワープのパートナーおよびスポンサーとして、事前に相談も通知も受けていなかった。

最近繰り返された違法行為で告発され、オランダで調査の対象になっているオフェルマルス氏を招聘する。それはセレクト・グループの価値観と基準に反している。

反省の期間を経れば、すべての人々にセカンドチャンスは与えられるべきだ。しかし記者会見中に、アントワープからもオフェルマルスからも反省のプロセスについての言及がなかった。それを深く遺憾に思う。

したがって、2022-23シーズンに向けてアントワープとのパートナーシップを継続しないことを決定した」

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日本でも、ヴィッセル神戸がパワハラ事件によって制裁を受けた永井秀樹氏を招聘したことで大きな話題になっている。

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