ミランと熾烈なスクデット争いを展開するインテルは、セリエA第33節スペツィア戦に1-3で勝利した。

この試合でスペツィアに起きたハプニングが話題になっている。1点を追っていた後半15分にチアゴ・モッタ監督はFWムバラ・エンゾラを投入。だが、彼はそれからわずか10分後に交代させられたのだ。

怪我をしたわけでもなく、その理由は「イヤリング」。投入から5分ほどが経った際、主審はエンゾラに対して、ピッチから出てイヤリングを外すように指示。それに手間取っているうちに監督は彼を交代させることを決断した。

エンゾラはイヤリングをテープで覆っていたようだが、それでもルール違反になる。

競技規則

「すべての装身具(ネックレス、指輪、ブレスレット、イヤリングなど)は禁止されており、外さなければならない。装身具をテープで覆うことは、認められない。

競技者は試合開始前に、交代要員は競技のフィールドに入る前に、検査されなければならない。

競技者が、認められていない危険な用具や装身具を身につけている、または用いている場合、主審は、競技者に次のことを命じなければならない。

・ 認められていないものを外す。

・ 競技者が外すことができない、またはそれを拒んだ場合、次に競技が停止されたとき、

その競技者を競技のフィールドから離れさせる。競技者が拒む、または再び身につけた場合、競技者は、警告されなければならない。」

『Fanpage.it』では、「情けないシーン。エゾラはわずか数分で激怒したモッタ監督によって交代させられた。今季のサッカー界で最もシュールな光景:イヤリングのせいで交代させられる」と伝えている。

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モッタ監督は「エンゾラについて?個人については話さない」とコメントは拒否したものの、明らかに怒っていたそう。

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