横浜FCが圧倒的な強さを見せつけているJ2。
第10節、町田ゼルビア対モンテディオ山形戦で圧巻のゴールが生まれた。山形の山田康太がやった70メートル弾がこちら(動画2分5秒から)。
自陣内でボールを受けるとスペースに突進。ドリブルでゴール前まで突き進むとボックス外からシュートを突き刺す!これはすごい…。
この山田のゴールで山形が同点に追い付き、試合は1-1の引き分けで終了している。
22歳の山田はもとは横浜F・マリノスでデビューした選手。当時から頭脳派で様々なポジションでプレーしていたが、山形ではFWにコンバートされて得点力を開花させた。
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今季から10番を背負う彼はJ公式でこのゴールをこう振り返っている。
山田康太
「前にスペースがありましたし、ボールを運びながらスピードアップするのか、味方と一緒に前進していこうか、悩んでいました。
相手が後ろから来ていましたし、良いコースに入れば1人目のディフェンスは抜いていける感覚はありました。
できるだけ長い距離を稼いで前に入ったあとは、味方にパスをするよりかは、自分でシュートまで持ち込もうと思いました。
チームもなかなか結果が伴っていなかったので、自分がゴールを決めて勢いに乗れたらという思いが少なからずありました。その中で、ゴールを決められて良かったですし、うれしいです。」
「できるだけ高い位置にボールを持ち出せれば、そこでファウルを受けてもチャンスになりますし、相手をうまく誘いながら、相手よりも前に入るタイミングをうかがっていました。
その結果、良いドリブルのコースに入っていくことができました。
たくさんのことを整理しないといけない状況でした。ボールタッチにしろ、ボールを運ぶスピードにしても、すべて勇敢にというか、トライに近いものを選んでいきました」
ピーター・クラモフスキー監督も「スーパーなゴールだった」と賞賛。現在19位の山形だが、これが浮上のきっかけとなるだろうか。