火曜日の試合でリヴァプールに0-4で敗れてしまったマンチェスター・ユナイテッド。
生まれたばかりの子供が亡くなったクリスティアーノ・ロナウドを欠いたチームは、ユルゲン・クロップ率いる相手になすすべがなく、前半から失点を重ねていった。
【動画】リヴァプールに屈辱的な負けを喫したマンチェスター・ユナイテッド
『Onefootball』によれば、マンチェスター・ユナイテッドのラルフ・ラングニック暫定監督は、この試合後に以下のような話をしていたとのこと。
ラルフ・ラングニック
「クロップ監督は6年前に来た。そしてそのシーズンは8位で終わっていて、平均勝ち点は1試合1.6だった。しかしその後のあらゆる移籍ウィンドウで今のようなチームを構築していった。
私は誰も批判するつもりはないが、彼らがどのようなチームを使えたか、それを理解する必要がある。
リヴァプールのベンチを見よ。4人の選手がいなかった。フィルミーノは怪我だが、オックスレイド=チェンバレンも、南野拓実も、ハーヴェイ・エリオットもいない。
それはチームがどれだけのクオリティを備えているか、クロップと協力してどんなチームを築いてきたかを示している。
選手の質だけではない。メンタリティやエネルギー、フィジカルについてもだ。25台のF1カーがチームには必要なのだ。
現在プレミアリーグを支配している2つのチームを見れば、彼らはそれを行ったのだ。監督を連れてきただけではない。全体を変えた。どんな選手が必要なのか、どんなサッカーがしたいのかという問い掛けで。全ては『どんなプレーがやりたいのか』だった。
状況を分析するのは難しいことではない。再構築が必要だ。かなりの数の選手が来季の契約を持っていない。私から見れば、それは6、7、8…おそらく10人の新戦力が必要だろう。
そして、それらの選手と契約する前に、どのようなサッカーがしたいのか、新しい監督は何を求めているのかと知らなければいけない。一人ひとりの選手をそのプロフィールに適合させなければいけない」