かつてリヴァプールでプレーしていたことで知られているフランス人FWフローラン・シナマ=ポンゴル。
2004-05シーズンのチャンピオンズリーグ決勝では怪我のためにプレーできず、しかも優勝パレードには参加できなかったというが…もちろんメダルとトロフィーのレプリカは受け取っていた。
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しかしながら、それはかつてアパートに侵入した泥棒によって盗まれてしまったという事実も有名である。
『Liverpool Echo』によれば、シナマ=ポンゴルはその際のエピソードについて以下のように話していたという。
フローラン・シナマ=ポンゴル
「チャンピオンズリーグの優勝メダルと、UEFAから送られたレプリカのミニチュアトロフィーは、あるインターナショナルマッチウィークのときに盗まれたんだ。強盗団は、代表チームに合流している5~6人の選手の部屋をターゲットにしていた。
その時の面白い話があるよ。本当のことだと約束できるよ。僕はポジティブな人間だから、そう言うときでも楽しいことを見なければいけないと思っているんだ。
僕はその時、同じ建物に住んでいたモモ・シソコ(マリ代表MF)に鍵を預けていたんだ。
自分の部屋にはフランスから持ってきた多くのDVDのコレクションがあった。シソコと僕の友人が部屋を訪れたら、なぜか玄関が開いていたそうだよ。
そして彼らが扉を開けると、突然強盗団と鉢合わせした!シソコは武器を探して彼らに立ち向かおうとしたが、もちろん強盗団は逃げ出した。
僕の部屋は最上階にあった。強盗団は階段を下りて逃げていく。シソコはそれを追って…なんとエレベーターを待ったんだ。なんでだよ!
強盗団が階段を降りていく間、シソコはエレベーターで1階まで降りていった。そして下に着いたときには、もちろん強盗団はとっくにいなくなっていた。
その話を聞いた時、笑いが止まらなかったね。いい話ではないけれど、なにより友人が無事で良かったよ」