今季J1リーグで首位に立っている鹿島アントラーズ。前節はサンフレッチェ広島に敵地で完敗を喫したが、ホームに戻った週末の試合では北海道コンサドーレ札幌に4-1と大勝した。

鹿島はこの一戦も“J最強”との呼び声が高い鈴木優磨、上田綺世の2トップが躍動した。上田が先制ゴールを決めれば、鈴木もPKを含む2ゴールを記録している。

これで上田は今季8ゴール、鈴木は同6ゴール(4アシスト)となった。

止まることを知らない二人には敵将の札幌ミハイロ・ペトロヴィッチ監督も脱帽で、試合後にはこんなコメントを残した。

ミハイロ・ペトロヴィッチ(北海道コンサドーレ札幌監督)

「もし、鹿島の鈴木(優磨)選手や上田(綺世)選手がわれわれのチームでプレーしていたら、4-4、もしかしたら4-5になっていたかもしれないくらい、それくらい(自分たちにも)決定的なシーンが4回、あるいは5回くらいあったかもしれません。

結果に対して、“たられば”はないんですけど、4-1で勝利した鹿島を称えたいと思いますし、今日は鹿島が勝利したゲームであり、われわれが負けたゲームでした」

大敗はしたものの、ペトロヴィッチ監督は自分たちにも同等のチャンスはあったと強調。もし前線に鈴木優磨と上田綺世がいれば逆転できていたかもしれないと話した。

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なお、この言葉を伝え聞いた上田は「ミシャさん(ペトロヴィッチ監督)はずっとそんな感じで評価してくれている。嬉しいです」と答えていた。

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