マンチェスター・シティのオーナーであるシティ・フットボール・グループが、イタリア・セリエBに昇格したパレルモの買収に近づいているようだ。
『Sky』のレポートによれば、シティ・フットボール・グループがパレルモの買収に関心を示したのは今年4月だという。
そして先週の昇格プレーオフでパレルモが勝利を収めたことをきっかけに交渉がスタートし、今週シティ・フットボール・グループの代表がミラノに飛んで会合を行ったとのこと。
現在パレルモのオーナーを務めているダリオ・ミッリ氏は、自身の持つ株式の80%をシティ・フットボール・グループに600万ユーロで売却する用意があるという。
まだ交渉は数日間続けられると予想されているが、これはすでに物事を整理するために残された最後の詰めであるとのこと。
パレルモはかつてエディンソン・カバーニやパウロ・ディバラなどを輩出するなどセリエAでも活躍したクラブ。
シチリア島の雄として存在感を見せていたものの、2019年に経営破綻してセリエDへと降格することになり、それから徐々にカテゴリを上げてきた。
シティ・フットボール・グループは当初オランダのNACブレダを買収する予定だったが、ファンの反対によって断念せざるを得なくなり、パレルモにターゲットを移したとのこと。
なお、現在シティ・フットボール・グループが所有しているクラブは以下の通りだ。
- ニューヨーク・シティ(アメリカ)
- メルボルン・シティ(オーストラリア)
- ジローナ(スペイン)
- ロンメル(ベルギー)
- トロワ(フランス)
- モンテビデオ・シティ(ウルグアイ)
- ムンバイ・シティ(インド)
- 四川九牛(中国)
このリストのクラブに加え、さらに横浜F・マリノスの株式を20%保有して経営に参画している。
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