ラ・リーガの会長を務めているハビエル・テバス氏は、16日にアムステルダムで行われた会合において、パリ・サンジェルマンとマンチェスター・シティを批判したとのこと。

パリ・サンジェルマンはカタール、そしてマンチェスター・シティはUAEの国営企業をバックに持っており、その資金力をベースに大きな補強を行っている。

UEFAではクラブの収入と支出を厳しく監視する「ファイナンシャル・フェアプレー」というルールがあるが、市場価値以上のスポンサーシップを結ぶことで予算を膨らませているとも伝えられている。

ハビエル・テバス会長は以前からそれらのクラブを激しく批判していたが、『Daily Mail』によれば今回も以下のように話していたという。

ハビエル・テバス

「通常、スポンサーシップというものは…そして他の取引に関しても、彼らは市場の価値や公正な価値で行っていない。彼らは誇張された価値で契約している。

したがって、彼らはUEFAが定めているファイナンシャル・フェアプレー制度に従うようにしなければいけないよ。

さらに、彼らは他の国でお金を支払っている。それは監視されている財政の管理の一部にはなっていない。

それはファイナンシャル・フェアプレーを遵守しているとみなされる可能性があるものであるが、これらは『海外へと持ち込まれた』お金であり、スポンサーシップやイベントを通じて取引される。

ある選手は、海外で行われたイベントに出席し、非常に法外な高額の報酬を受け取っているのだ。

そして、これらの『国家が所有しているクラブ』の特徴は損失の大きさだ。彼らはただ大きな損失を抱え込んでいる」

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ハビエル・テバス会長にとっては、マンチェスター・シティとパリ・サンジェルマンがルールを回避しているように見えることが我慢ならないようだ。

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