リヴァプールからモナコへの移籍が正式に決まった日本代表FW南野拓実。
ユルゲン・クロップ監督は彼の退団にこんな言葉を寄せている。
ユルゲン・クロップ(リヴァプール監督)
「タキのことを見送るのはつらい。だが、彼にとっては素晴らしい移籍だし、完全にふさわしいものだ。
素晴らしきプロフェッショナル、スーパー、才能ある選手。人間的にも暖かみがあり、みんなをポジティブな気持ちにさせてくれる。正直、監督にとっては夢のような存在さ。
あまりうまくいかなかったと思う人がいるのも確かだろう。そう考える人間は間違っている。私はそれを受け入れない。
先発出場の点で、彼の貢献度は我々が与えることできた機会をはるかに上回るものだ。
彼はチームをよりよいものにしてくれた。プレーした試合だけでなく、全ての練習においてもね。
パーフェクトな態度、勝者のメンタリティ。
彼のパフォーマンスとゴールがあったから、我々はチャンピオンウォール(獲得タイトルが描かれた壁)を頻繁に塗り替えてきたのだ。
彼がここで残した功績は忘れ去られはしない。
モナコで大成功するはずさ。我々は彼の活躍を祝福と羨望が混じった眼差しで見ることになるだろう。
彼は我々からの感謝とエールとともに去る。ありがとう、タキ」
南野がリヴァプールであまりうまくいかなかったというのは間違いだと断言。
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あらためて、選手としての能力と人間性を賞賛したうえで、モナコでは大活躍するとエールを送っていた。