今年末のワールドカップで日本代表と対戦するドイツとスペイン。

その中盤にはヨシュア・キミッヒとセルヒオ・ブスケツという要が存在する。彼らをどう抑えるかということがポイントの一つになるはず。

そうしたなか、元日本代表である大久保嘉人と松井大輔がDAZNの『FOOTBALL TIME』で両国への対策を話していた。

松井は、守備要員として前田大然をぶつける案を提示。一方、大久保は2人に最初にボールが入った時にガツンと削りにいくことを提案。

ただ、松井から「ガーンっていったつもりが、スッとかわされる可能性あるよね(笑)」と指摘すると、大久保はこんな話をしていた。

大久保嘉人

「その可能性もある…。

だから、はっきりいかなきゃいけない。こればっかりは難しいですね。

俺、スペインにいた時にチャビにマンマークをつけなさいって言われたんだけど、削ることもできなかった。

ずーと動いている、さばいて、前に出たり、後ろに下がったり。ずーとボールも触ってるし。

触れなかったね、体にも。超きつかった…」

マジョルカでプレーした経験を持つ大久保は、バルセロナとスペイン代表の中盤に君臨していたチャビ・エルナンデスのマーク役を任されたことがあったようだ。 

ただ、削ることはおろか、体に触ることすらできなかったとか。相手のプレーを全く制限できず、かなり苦しんだ経験をしたようだ。

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この話を聞いた松井は「(味方が)近かったらすぐに出す。(相手が自分の)空間にきたら抜く。そいういうのが染みついている。どこに誰がいるのかってことを空間察知で分かっちゃってる。だから触れなかったりもするだろうし、ブスケツもその辺は一緒だと思う」とも話していた。

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