今年末のワールドカップで日本代表と対戦するドイツとスペイン。
その中盤にはヨシュア・キミッヒとセルヒオ・ブスケツという要が存在する。彼らをどう抑えるかということがポイントの一つになるはず。
そうしたなか、元日本代表である大久保嘉人と松井大輔がDAZNの『FOOTBALL TIME』で両国への対策を話していた。
松井は、守備要員として前田大然をぶつける案を提示。一方、大久保は2人に最初にボールが入った時にガツンと削りにいくことを提案。
ただ、松井から「ガーンっていったつもりが、スッとかわされる可能性あるよね(笑)」と指摘すると、大久保はこんな話をしていた。
大久保嘉人
「その可能性もある…。
だから、はっきりいかなきゃいけない。こればっかりは難しいですね。
俺、スペインにいた時にチャビにマンマークをつけなさいって言われたんだけど、削ることもできなかった。
ずーと動いている、さばいて、前に出たり、後ろに下がったり。ずーとボールも触ってるし。
触れなかったね、体にも。超きつかった…」
マジョルカでプレーした経験を持つ大久保は、バルセロナとスペイン代表の中盤に君臨していたチャビ・エルナンデスのマーク役を任されたことがあったようだ。
ただ、削ることはおろか、体に触ることすらできなかったとか。相手のプレーを全く制限できず、かなり苦しんだ経験をしたようだ。
🗣️ "He is eternal. He is football."
🇪🇸 Xavi Hernández: the midfield metronome.@FCBarcelona | #UCL pic.twitter.com/4AXzjO7Xr0
— UEFA Champions League (@ChampionsLeague) October 16, 2021
【動画】大久保も絶望…触れることもできないチャビの異次元テクニック
この話を聞いた松井は「(味方が)近かったらすぐに出す。(相手が自分の)空間にきたら抜く。そいういうのが染みついている。どこに誰がいるのかってことを空間察知で分かっちゃってる。だから触れなかったりもするだろうし、ブスケツもその辺は一緒だと思う」とも話していた。