清水エスパルスに移籍することになったブラジル人ヤゴ・ピカチュウ。

当サイトでは2012年から彼を取り上げてきたが、ついに日本にやってくることになった。

デビュー当初の彼は右サイドバックだったが、その後は攻撃力を買われて、右サイドアタッカーにポジションを上げている。

神出鬼没のポジショニングでゴールを奪い、チームの得点源にもなっていた。2021年の『torcidak』のインタビューでは、ポジションについてこう話している。

ヤゴ・ピカチュウ

「右サイドバックでも右ウィングでも、どちらでも快適さ。

でも、他のポジションでもプレーしたこともあるよ。中盤や左ウィングでもね。そこだとサイズのせいでゴールまで行けないよね?

とはいえ、監督次第さ。その2つのポジション(右SBと右WG)だとより快適だね。

パイサンドゥでも、これまでのキャリアでもサイドバックとして多くプレーしてきたからね。

ヴァスコではより高い位置でプレーしていた」

『Transfermarkt』で、彼がプレーしてきたポジションを見るとこうなる。

本人の言葉通り、FWとCB以外のポジションを経験済み。ただ、本職は右サイドだ。

ヴァスコでは253試合で40ゴール20アシストを記録している(PKでの得点も多いが)。

フォルタレーザでも攻撃の軸になる活躍を見せ、チーム内最高の選手として君臨。PKだけでなく、強烈なシュートや美フリーキックでもゴールを決めている。

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すでに29歳だった昨年8月には、「攻撃での貢献度が増し、進化を見せた」と現地紙で評価されていた。

ちなみに、PKでゴールを決めた後に相手ファンに投げキスのパフォーマンスをした際、挑発的行為だとしてイエローカードを提示されたこともある。

ただ、フォルタレーザの会長は「ピカチュウの性格が本当に好きだ。彼はしっかりとした男で、小柄だが、ロッカールームでは声を轟かす。彼には個性がある」と性格面も評価していた。

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