19日に行われたE-1女子サッカー選手権の初戦で韓国を相手に勝利を収めたなでしこジャパン。
それから中3日、第2節のチャイニーズ・タイペイを相手に大きくメンバーを入れ替えて連勝を賭けた試合に臨んだ。
GKには平尾知佳、最終ラインには宮川麻都、宝田沙織、林香奈絵、清家貴子の4枚を起用。前線は上野真実と千葉玲海菜という初めての組み合わせ。
そのような影響もあってか、試合の入りでディフェンス面にほころびを見せる。2度のビッグチャンスを作られたあと、8分にコーナーキックからヘディングを決められ、失点を喫した。
まさかの厳しいスタートとなったなでしこジャパンであったが、徐々に試合のペースを掴み、落ち着いた展開に持ち込んだ。
14分には猶本光のコーナーキックからニアに飛び込んだ千葉がヘディング、これがゴールに決まって同点に。
37分には林香奈絵が左膝を痛めて交代を余儀なくされるトラブルもあったが、前半終了間際に上野真実が再びコーナーキックからヘディングを決めて逆転。
さらに後半には一方的に攻撃を仕掛ける展開となり、57分には右サイドハーフに移った清家が3点目を奪う。シュートがブロックされたところを詰めると、その後の相手のクリアボールが清家に衝突。弾かれたボールが相手にあたってネットが揺れた。
🏆#EAFF #E1 サッカー選手権2022決勝大会🏆
— JFAなでしこサッカー【なでしこジャパン🇯🇵 #E1】7/23🆚チャイニーズ・タイペイ (@jfa_nadeshiko) July 23, 2022
🇯🇵#なでしこジャパン vs チャイニーズ・タイペイ代表
ゴール前の混戦から、最後は #清家貴子 がゴールに押し込み日本3点目⚽️
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そして72分には、右サイドバックに移っていた宮川がオーバーラップでチャンスを作り、ディフェンスと絡んでルーズになったボールを菅澤優衣香がシュート。これがなでしこジャパンの4点目となった。
試合はこのまま4-1のスコアで終了。キックオフ直後は非常に不安定だったものの、早い時間に追いついたことによって逆転につながった…という90分だった。
これでなでしこジャパンは大会開幕から2連勝。26日には2連覇をかけた第3節、中国代表との対戦を迎える予定だ。