19日に開幕を迎えたE-1サッカー選手権。まずは女子の試合からスタートすることになった。国内組を中心に構成されたなでしこジャパンは、いきなり初戦で宿敵韓国を相手に戦う。
なでしこジャパンはこの試合でワントップに植木理子、その下に宮澤ひなた、猶本光、成宮唯を並べる4-2-3-1を使用。一方で3バックを使用してきた韓国はウイングバックを使って幅を取り、中央のチ・ソヨンにスペースを作って構築し、オープンに攻めてくる。
日本はなかなかこのプレーに対応することができず、攻め込まれる時間が長い展開が続いていた。韓国のプレーの精度が低いことに助けられる場面も多い状況だった。
しかし、その中で先制点を決めたのはなでしこジャパンだった。前半33分、右サイドで清水梨紗が裏を狙ったところ、そのパスを韓国のシム・ソヨンがクリア。
それがなんとチャン・スルギに当たってルーズになり、清水梨紗がそれを抜け目なく奪って折り返し。フリーで待っていた宮澤ひなたが冷静に蹴り込み、値千金のゴールを決めたのだ。
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— JFAなでしこサッカー【なでしこジャパン🇯🇵 #E1】7/19🆚🇰🇷 (@jfa_nadeshiko) July 19, 2022
【動画】苦しい雰囲気を一蹴!清水梨紗と宮澤ひなたの抜け目ないホットライン
ただ韓国が日本ゴールに迫ってくる展開はこのあとも続き、後半14分にはチ・ソヨンに同点弾を許してしまう。
しかしこれで終わらなかったなでしこジャパンは、65分に速攻から植木理子が飛び出したところで追加点を奪取する。
ドリブルで見事に相手の守備を破った植木がクロスを入れると、それを長野風花がワンタッチシュート。これがネットを揺らし、再びリードを奪うことに成功した。
そして試合はこのまま2-1で終了。なでしこジャパンが韓国を撃破することに成功し、E-1サッカー選手権の初戦を勝利で終えた。
なお、このあとなでしこジャパンは23日の15時30分からチャイニーズタイペイ代表との対戦に臨む予定だ。