現在チェルシーに所属しているベルギー代表FWミシ・バチュアイ。昨季はベシクタシュに貸し出されていたが、買い取られずに復帰してきた。
彼がマルセイユからチェルシーにやってきたのは2016年の夏。アントニオ・コンテ監督が就任してから初めての補強として注目されたが、スタメン出場はわずかであった。
次年度からはボルシア・ドルトムントやバレンシア、クリスタル・パレス、ベシクタシュへのローン移籍を繰り返しており、チェルシー加入から6年間で2400分あまりしかプレーしていない。
今回彼は『Voetbal Magazine』のインタビューに答え、チェルシー加入時の経験について以下のように明かしたという。
ミシ・バチュアイ
「アントニオ・コンテ監督は全て反対のことを言っていたよ。
僕がチェルシーに来たとき、彼から電話があって長い会話をした。コンテは『君とジエゴ・コスタの2トップを使うつもりだ』と言っていた。
彼のことを信じた。コンテはキャリアを通じて常に2トップでプレーしていたからだ。ただ、それは僕がいたときのチェルシーを除いてのことだった!
彼が約束を守ってくれれば素晴らしいシーズンになったと確信している。ただクラブが混乱しているときには何も言えないね。
自分のことしか考えないワガママな男だと言われるかもしれないが、僕は多くのことを台無しにされたんだ」