日本人4選手が所属するセルティックを指揮するのは、Jリーグを指揮した経験もあるアンジ・ポステコグルー監督だ。
『Football Scotland』によれば、セルティックに就任した際に真っ先に獲得を要請したのは古橋亨梧だったそう。
アンジ・ポステコグルー(セルティック監督)
「亨梧は最もリスクが少なかった。私は彼に確信があった。
彼のことを見ていたし、我がチーム(横浜F・マリノス)が優勝した年にも対戦していた。
我がチームのDFたちと話した時にいつも彼は手に負えないと言っていたのを覚えている。それは日本でのいい基準だ。
彼は私が真っ先に『この子と契約しなければいけない』といった選手だ。私にとって最もリスクのない選手だった。
私にとってリスキーだったのは、ジョー・ハートやキャメロン・カーター=ヴィッカース、ジョタたちだった。
彼ら全員に様々なシナリオがあったからだ。ここでの生活にどう適応するのか(が不透明だった)。
このクラブには非常にいい経歴の選手たちが苦しんだ歴史もある。なので、私にとってはそこが最大のリスクだった。
彼ら全員と話した。モチベーションがどこにあるかを理解するために話すことを大切にしている。
能力は見ていれば分かるが、どんな人間なのか(は話してみないと分からない)。
私は直感で判断するが、彼ら全員に感じるものがあった。私と似たように証明したいことがあると」
古橋については活躍できるという確信があり、絶対に獲得しなければならないとクラブに進言していたようだ。
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そのうえで、ビッグクラブにいたような選手の場合には直接話し合ったうえでモチベーションを見極めるそう。