UEFAチャンピオンズリーグ第1節、王者レアル・マドリーは敵地でのセルティック戦に0-3で勝利した。
大エースであるカリム・ベンゼマが前半30分に負傷交代するも、代役として投入されたエデン・アザールが試合を決める3点目を奪っている。
試合後、チームメイトたちはアザールをこう讃えていた。
トニ・クロース(レアル・マドリーMF)
「僕らはしばらくボールを持っていなくても、持った瞬間に攻撃ができるチーム。
この結果が得られたのは、自分たちが作り出した試合の質の高さによるものさ。
アザールは驚異的なレベルで練習に取り組んでいるよ。今日はゴールしたので、彼がこの調子を続けられればいいね」
ティボー・クルトワ(レアル・マドリーGK)
「アザールはものすごい選手さ。
試合のスピードに慣れるとすぐに重要な存在になった。彼にとっては監督にもっとプレーできることを見せつけるチャンスだった」
アンチェロッティ監督も「カリムの交代を余儀なくされた時、アザールのための試合だと決断を下した。セルティックのCBはプレッシングに出てこなかったからね。インパクトをもたらす、それがアザールに求めていたことであり、彼はそれをやってくれた。彼にとって完璧な試合だった」と賞賛している。
アザールにとってこれが2020年11月以来となるCLでのゴール。また、レアルが96秒間に34本ものパスをつないだ末に奪ったゴールとしても話題になっている。
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現在のアザールはレアルで完全な控えになっており、今季のリーガではまだ40分もプレーしていない。このゴールが復活ののろしとなるだろうか。