開幕7試合で3敗を喫したチェルシーはトーマス・トゥヘル監督の解任を決断した。
バルセロナから移籍してきたピエール・オーバメヤングはわずか1試合でかつての恩師と別れることになってしまった。
後任に指名されたのは、ブライトンを指揮していたグレアム・ポッター監督。47歳の同氏はこれまでビッグクラブを率いた経験はない。
ただ、『Sussex Express』によれば、元ブライトンMFデイル・スティーブンスはこう述べているそう。
「(ビッグクラブ就任は)時間の問題だった。
僕らはとても感銘を受けたよ。
彼が就任した時のブライトンは守備が堅いチームだったが、彼は自分独自のチームを作り上げた。時間をかけてそれをやり、僕らは個人としても恩恵を得た。
自分は30歳だったが、彼は試合の見方を変えてくれたんだ。
彼はプロセス主導型でとても理路整然としている。好感の持てる人間だし、彼のためにプレーしたいと思わせる。
(大きな決断を下せる監督か)
そうだね、彼は僕を売ったしね(古参だったが放出した)。非常にモダンな監督だ。
自分のやり方、プレースタイルがある。チェルシーや大きな仕事にふさわしい男だ。
非常に冷静で自分の言いたいことを相手に分からせる。
彼は厳然としているが、自分にあったやり方でそれをやる。冷静沈着であり、良い知らせでも悪い知らせでも正直。
選手たちもそれを評価していると思うし、それは彼にとってポジティブなものであるはず。
彼の信条は変わらない。
彼が教えてくれたことのひとつは、土曜の試合に備える時は月曜からそのチームの弱点に取り組むということ。その哲学は変わらない」
好感が持てる人物としつつ、厳しさも持っていると指摘。
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同紙では、スティーブンスはポッター監督がオーバメヤングらチェルシーのスター選手に対して非情になりえると警告したとも伝えている。