フランス代表とPSGのエースに君臨するキリアン・エムバペ。

『RMC Sports』などによれば、代表の顔である彼とフランスサッカー連盟(FFF)との対立が再燃していたようだ。

今年3月、エムバペはFFFのスポンサーが行ったフォトセッションへの参加を拒否。エムバペ側は集団的肖像権が悪用されているとして、代表スポンサーのPRに自らの画像を提供することを拒んだ。

彼と彼の弁護士は、選手が自らの価値観や理想に従い、参加するキャンペーンを選べるように要求。エムバペ側は、ジャンクフードや賭博をPRするFFFのスポンサー(ケンタッキーフライドチキン、コカ・コーラ、オンラインギャンブル会社のBetclic)に自らの画像を提供したくない考え。

そうしたなか、エムバペはFFFとスポンサーとの写真撮影を再びボイコットする意向だと報じられた。

彼が異議を唱えていたのは、フランス代表で2010年以降実施されている契約。選手が代表初招集される前に、1試合につき2.5万ユーロ(360万円)の高額な見返りを得る代わりにスポンサーに集団的肖像権の譲渡を義務付ける契約にサインするというものだそう。

若者の手本になることを切望するエムバペは、栄養学やスポーツベッティングに関する問題に敏感であり、フランス代表とコカ・コーラなどの巨大企業とのコラボレーションを快く思ってないという。

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エムバペはFFFが選手の肖像権についての契約修正を拒んだことに抗議していたが、このほどFFFは代表活動中の選手を拘束する肖像権に関する契約を見直すと発表。エムバペ側が“勝った”形のようだ。

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